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あくつけき

日記みたいな

創作物の奴隷

映画 音楽

Warpaintの最新アルバムのHeads Upが前編を通してゆらゆらと暗い雰囲気を漂わせているからか、最初びびびっと来たわけでもなかったのに随分ダラダラと浸りながら聞けてとても良い。

 

音ってただただ大きくなるだけでもそのまま空間っぽくなるから面白いな。あーねむいねむいねむい。何時間寝ても眠いってのも時間を浪費している感じがあって嫌だけど、最近はうまく眠りに付けないから、無駄に起きてる時間ばかり増えてしまって、疲れもとれないし体力は回復しないしでろくなことがない。明日は朝から大学に行って修論をぱぱっと仕上げてしまいたい。

 

そういや大学院で思い出したけど同じ院の違う学科に入った人が結婚して子供産んでたっぽくてびっくり。修論と子育てってどう両立するんだろ。あーねみー

 

今は、というか今さっきまでは、友達の勧めと、好きなモデルの菅野結以が推してた映画「トレインスポッティング」を見た。どうせならもっと若い時に見るべきだったのかもと思いつつも、それでも十二分に楽しんだ気がする。

 

そもそも映画というのは、なるべく十代の多感な時期にテイク・ディス・ワルツとか時計じかけのオレンジとかゴーストワールドとかリリイ・シュシュのすべてとか、なんか青春の衝動みたいなよくわかんないものを感じられる映画を見て、そんで大人になってからビフォア・サンライズとか、そういった考えさせられるような物を見るべきだと思うんだよね。あとはアレ、007とかそういったものも大人になってからで良いと思う。刺激が強いものを早い時期に見ないと、衝動を噛み砕いて理解しようとする前に消化してしまうから。かっこいいとかかわいいとかは、もう人生が何も変わらなくなってからで十分。

 

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トレインスポッティングAmazonビデオで見た。プライム会員ではないんだけど、一応学生ということもあり、なんやかんやAmazonストゥーデントには加盟しているのだ。

 

映画の最後、ヤク中の彼が「俺がやるワルはこれが最後だ」と言いながら不敵な笑みを浮かべるシーンがあるのだけれど、トレインスポッティングの中で「これが最後だ」というワードは「ダメだとわかりながらもまた繰り返してしまうこと」を指す。なお、彼が「これが最後だ」とやめられなかったのは結末部を除けばヤク関連しかない。

 

これがほんっっっっと最高によい!!!!

 

シリアルキラーでもサイコパスでも、繰り返し〈ワル〉をしてしまう人間というのはどこかいかれているんじゃないかと思ってしまいがちだったけどレントンは、まともな人間との付き合いもあったし、親はまともだったし、薬にドハマリしている点を除けばまあまともなのだ。禁断症状中の狂乱は結局薬のせいでしかないしね。SEXした相手が女子高校生だとわかった瞬間、逮捕を恐れて距離を取るところなんてほんと普通の人間っぽくてよかったなぁ

まあヤク中な時点で頭がおかしいと言われればそれまでなのだけど…

 

そんな、レントンの自己認識が〈まともな人間〉であるにも関わらず最後の最後で「これで最後だ」なんてまた悪いことを繰り返す事を示唆するというのは、作中の何処かで彼自身の考えが「俺はヤク中なだけでまともな人間だ」から「俺は生まれながらのワルだ」に変わった、ということを示すはずなんだよね。だって、ヤクでもない、ただの悪いことに対して「これで最後だ」と言ってしまうのだからね。

 

じゃあレントンの認識が変わったのはどのタイミングかと聞かれればおそらくというか間違いなく「お金を盗もうとした後のシーン。ベグビーのケンカ」だと思う。冗談めかしく放った「盗んで逃げよう」の言葉はその後のケンカ、ひいては命令通りにタバコを差し出したシーンで、冗談から本心に変わったはず。

 

なんだか、そう仮定してると、あの女子高生の見透かしたような一言もいろんな解釈できるな〜

「危ない人、でもそういった人に惹かれる」

と言われた時のレントン絶対困惑してたもんw「俺はそうでもないぞ?」って疑問があったからこそ、タクシーに乗るのに躊躇したんだと思う。だってさー普通「ワルに惹かれるの」って言われた後にキスされたら躊躇なくタクシーに乗り込むもん。男としてここまでテンション上がる誘い文句もないでしょ。あーあの場面も最高だった、、、

 

2017年に続編が公開されるということを一切知らなかったけど、公開情報しる前に偶然見ることができてよかったな。運命的な出会いを感じる〜♡♡♡

 

 

キチガイに成りたい人間には

 

「あなたもキチガイになれるよ!」

 

といった形で刺さるし、自分がまともだと思ってる人は

 

「あなたもいつ変わるかわからない」

 

といった形で刺さっていったのかなぁ。まあ90年代の古い映画だからよくわかんないや。

 

「いやいや、俺まともだけどこの映画で狂ったレントンって結局ヤク中のキ◯ガイじゃん。どうなってもああはならないよ」

 

と感じた人も、薬を家計を脅かしてしまう程の趣味に変換してしまったらどうだろう。え?金銭的にきつくなるほど没頭してしまうのは頭のおかしい人間だって?まあ、そんな人間は腐るほどいるから、まあ、境目なんてわからない、はず。

 

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