あくつけき

日記みたいな

ハバナイ「The Manual」リリースパーティー 11/25(金)雑感@味園ユニバース

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味園ユニバースのドリバ

 

 

夜のシャワーは二回する。癖毛を"それ"っぽく見せるには、ワックスなりムースなりをがっつりと盛込まなければならないからだ。しかし、昨晩はいつものワックスに、ダックダクに汗が加わったにも関わらず、シャンプーは一回が限界だった。女友だちに対して「いや、化粧落とさず寝ちゃダメだよ〜」と当たり前の事を釘刺していなかったら、多分一回すらやらなかった。

 

なぜって…踊りすぎて、腕振り過ぎて、家に帰ってからというもの腕が頭に届かなかったから…

 

2016年は、現時点で三回ライブに行ったことになるのかな。テクノバーのと、DE DE MOUSEのとこれ。そんなもんか。あ、あと京都のインディーズには行ったな。

 

四回というのは俺にとっては多くもなく少なくもなくといった具合だ。クラブにも全く行かないので、それなりに音楽が好きだというわりには少ない方なのかも知れない。

 

そもそもが、会話以外イヤホン挿しっぱなしな人間なので、どうしても耳奥で聴く音楽と振動で聴く音楽との違いに上手く馴染めない。結果的に音楽を聞きに、と外にでることは稀だ。悲しき陰キャの性

 それでも、ハバナイはVBR所属だし、映画『モッシュピット』もなかなかに興味深く、ハバナイのライブというものが実際にはどういうものなのか知りたくなって、往復の電車賃が1000円を超えてしまう大阪なんばまで睡眠不足の体にムチを打ち、足を運んでみた。

結果から言えば、人生でもなかなか記憶に残り続けるであろうとても良いライブだった。

今日の夜、ザ・ウィークエンドのスターボーイを聞くまで、腕が一切上がらなかったんだけどね

 

 

そもそも映画『モッシュピット』とハバナイに何の関連があるかについてだが、これは簡単で、あの映画というものがハバナイや、ハバナイの周辺にいたおやすみホログラムやネイチャーデンジャーギャングのライブに焦点を当てた映画だったからだ。

映画は、ライブハウス天井付近からのカメラがそのままシッチャカメッチャカになった人の様子を写したり、はたまたライブの裏側に焦点が当たったりと、そんな感じ。

とにかく、ライブ映像というのを写したものがとんでもなくて、例えば天井カメラがとらえたものなんかは、前の方からダイブした人間がそのまま一切沈むことなく、後ろの方まで運ばれたと思ったら今度は後ろの方から人が流れるというものだった。少しくらい沈んでもいいものを

、あまりの人口の密度に「落ちるスペースなんてどこにもないよ!」といった雰囲気で、神戸なんかはアングラ界隈がすっかり落ち着いてしまった印象すらあったから

「今の東京ってこんなにすごいんだ!!」

と目を疑った。

 

俺はまず人と触れ合うことが嫌いなので、まあ行ったとしてもモッシュには参加しないだろうと思いながら、黒シャツにネックレスという舐めた格好で味園ユニバースに向かった。当然ながらネックレスは引きちぎれたし、髪の毛は誰かの腕時計かなんかにひっかかってぶっつり抜けたしシャツは体育館を人掃除した後の雑巾みたいになった。

 

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 味園ユニバースは元キャバレーらしく、ライブハウスとしてはかなり色彩豊かだった。中央のフロアは白い床になっていて、腰下までの鉄柵と合わせてさながらスケートリンク。スタート前と曲の合間合間には『花とアリス』の時の蒼井優にの女がバレエみたいな踊り続けるし、なんだかどことなく昭和感が強かったな。尤も、スケートリンクと昭和は単線で結びつかないのかもしれないけど。

 

ハバナイの他にはどついたるねんとSANABAGUN。どちらも初見というか寡聞にしてしらなくてそれこそ始まる前は

「エメラルド好きだったしおやホロみてみたかったなぁ」

とか思ってたんだけどどついたるねんが演奏を始めてからはその考えは完全に間違っていたと思った。

 

 

 

 

【どついたるねん】

どれだけかっこつけても、う◯この臭いとれていませんよヒューマン♪

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どついたるねんは入場にザ・ブルーハーツのTRAIN-TRAINを使っていたので

「あ、俺もうダメだ」

と頭をもたげた。ブルーハーツは嫌いじゃないが、正直別段好きでもない。だが、結局ライブ会場がそうであったように「ザ・ブルーハーツというバンドは何かしら音楽に興味があれば"知っていて当然という認識」がある気がする。音楽業界に与えた影響なんてものは多大なものだろうし、この間はライブハウスで明らかに名前を模したであろう素人を見かけた。音楽性を否定するつもりもファンを否定するつもりもないけれど、俺は単純に「強い興味を持てずに歌えもしないこと」に"負い目"を感じて、自分は仲間はずれなのだ、と再認識させられてしまうから、少しだけ苦手なのだ。

 

まあそんなこんなで48時間ポテトチップスのみで過ごした空腹にテキーラを流し込むことで生まれたアゲアゲのテンションも少し冷めかかっていたところに流れ込んできた爆音というのが、実際にはとても良かった。

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元々どついたるねんはボーカルが4人いるし爆音だしもうなんかヤケクソかよこいつらみたいな印象を受けてしまったのだけれど、届く声というのは多幸感に満ち溢れていて、聞いている時の感情は

 

「心地よすぎる!!!!!!!!」

 

しかなかった。ロックとかソウルとかその系譜ではあるのだろうけど正しい意味での「パンク」ってものを感じざるをえなかったな。上の「生きてれば」なんかは聞いてもらえばわかるのだけれど「生きていれば良いことある!!」というフレーズがひたすらに繰り返される歌。

基本的に「この世界は輝いている」とか「生きてるってだけで素晴らしい」とかそういった歌詞を歌われると

「は?何上から目線でバカにしながらしゃべってんだよ、調子に乗るな」

以外の感情が沸かなくなるのだけれどー特にTVとかに出てるやつー、どついたるねんの「精神」にも表されるように、彼らは非情な現実に打ちのめされてそのまま動けなくいる人が実際にいることを理解しながら、それでも「生きていれば良いことがある」という聞き飽きてすらいるようなフレーズを、けたたましく、力強く、がなりながら、歌う。

その姿には、惚れ惚れするなんて対等な目線からの言葉じゃなく、「尊敬しすぎて眩しすぎる!!でも、でもなぜか見れてしまう!!」っといった矛盾を孕んだ尊敬感情と不思議な仲間意識を感じる。それはおそらく、地方大会ベスト4の高校に通う超高校級のエースが、自分の投球を完全に打ちのめすキャッチャーを転入生として迎えいれた時の高揚感に似る。現状では勝てないし、悔しさもあるのに味方としてはとても頼りになるし、自分ももっっっっと頑張ろうと思えてしまうような、そんな、「畏友」らしいものを感じてしまう。

いや最高だった。あと星野源って曲があったことに草しか生えない

 

 

 

 

 

 

【SANABAGUN】 

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次に出てきたSANABAGUNは入場の時点で金管楽器が目について「うわーキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!ファンク!ブラックミュージック!!丸いサングラス!!」と思いながらわくわくしながらスケートリンク横の鉄柵を掌でバシバシ叩いた。彼らの音楽についてはというと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何も言うことがない」

 

 

 

 

 

 

 

 

というのは彼らのMC(笑)

正直味園ユニバースで一番フロアの雰囲気が良かったのは彼らなんじゃないか、と思わざるをえない"シャレオツ感"があった。多分俺は今人生で初めてシャレオツという言葉を使った気がする。それくらいに彼らはかっこよく、フロアを揺らしていた。当の俺はというと、ハバナイのために体力を残しておきたかったのに、曲の良さとその空気感に心から全てを持っていかれてところてんみたいになっていた。もうぐんにゃぐにゃだったよ!!最高だったよ!!何も言うことがなかったのはこっちのほうだよ!!知らなくて本当に損した気分だよ!!!!今度また味園ユニバースでワンマンしてほしい。アレ以上の雰囲気なんて無いんじゃないかとすら思えた。後で調べてわかった「デパ地下」って曲はタイトルをしらなくてもガンガンお腹が減る音楽だったな。ベースが胃を揺らしていたのが最高だったな。

 

 

 

 

 

そして本日のメイン【ハバナイ】

 

先にぶっちゃけてしまうと、映画で起こったライブほどの盛り上がりはなかったんじゃないかと思う。

一昨昨日の23日名古屋で行われたリリパは、Twitterなどでの評判を聞く限り狭いハコで随分盛り上がったみたいだった。急遽配布されることになった整理券に並ぶ人の写真なんかは「いや、並びすぎでしょ!」と突っ込まざるをえないような長さだったし、流れてきたライブ映像も「コレがジャパニーズSUSHIZUME!!」ってくらいの押し合いへし合い状態で、まあ当然大阪もそうなるのだろうと思っていた。

 

しかし味園ユニバースは後ろの方には6人くらいが座れそうなソファー席まであるというゆったりな広さ。当然まったりと音楽を聞きたい人はそっちに座るわけで、結果的にモッシュピットになっていたのはステージから5メートル程度といったところじゃなかったかと思う。ま、俺はステージ近くでずっと前を見ていたので、この情報は連れづてなんだけどね。ってか前の方にいたので必然的に他人が撮ったインスタに俺の顔が載ってたんだけど、今まで撮られた写真の中で一番なんじゃないかってくらいブサイクで、今にも死にたいってのは別の話。あの人絶対ゆるさない(とても良い写真だったからなにも言わないけど)

 

セトリとしては、まあまあ予想通りといったところ。予測してたからこそ最初の「LOVE SUPREME」はぶち上がったし、リリパならではのミッドナイトタイムラインや666(これは以前からやってたのかな?)も最高だった。ホント、ハバナイに関しては(も)何も言うことがない。

途中機材トラブルもあって演奏が一時中断になる、なんてこともあったんだけど、その際もギターがソロでめちゃくちゃにバリバリかっこよく音かき鳴らすわ、興奮を覚めさせたくないやつらが内藤さんを交えて相撲みたいなモッシュを始めるし手拍子は始まるしで、何だろ、あのフロアの中にはいわば「至上の愛」とも言えるような空気感が漂っていた。

 

機材トラブルは本来あってはならないものだし、それに対して野次を飛ばす人や、落胆の意を表す人というのはもっといてもよかったはずなんじゃないかと思った。しかし結局最前線に立っていた俺の耳に野次は一切入ってこなかったし落胆の意を見せる人間よりも痴呆状態で立ち尽くすものがせいぜいだった。そして「ギターと、相撲」

 

ギターに関しては分からないが、少なくとも相撲をしてトラブル中にも騒いでた人間に

 

「俺らがハバナイをなんとか助けてあげなくちゃ」

 

なんて自己犠牲のもとに成り立つ施しの精神はなかった様に思う。ただ、俺は、半端に混ざりながらそんなことを考えていた。そしてその"半端さ"というものを途中でひっっじょうに恥じた。なぜなら、彼らは「自分がしようと思ったものを、犠牲の精神を抱えること無く自らが楽しむためだけに発露し、結果的に「LOVE SUPREME」な空気というものを生み出したからだ。そこに誰の犠牲者もいない。誰の犠牲者もいないのに、行動は空気を生じ、遍くみなを救う。愛だーーーーーこれこそ愛だーーーーーーーーーダバー(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)

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いや、なんかもう愛なんだよね。愛だよ、これは愛だよ。これが愛だよ。降り注いだよ。もちろん機材トラブルに関連することだけを言ってるんじゃない。むしろこれはメインボーカルの浅見北斗が生み出した"産物"でしかない。

 

彼は最前線に立つ人間と目を合わせようとしなかったように思う。俺は彼じゃないし、かれの視点を持たないので結果どうだったかは知らない。でも櫓を組んで彼を邪魔するファンは容赦なく突き飛ばしていたし、彼に向かって手を伸ばすファンの手に応対する素振りというのは一切見て取られなかった。その態度から読み取れる意思は1つで、

 

「俺は俺の為に俺の音楽をやっている!!」

 

の1つだろう。まあ実際のとこどうかは知らないけどね。でも俺はそう感じたし、事実そうだと信じ込んでる。反論があったとしても、こんな場末のスナックみたいなブログには誰も来ないだろうし、俺は一生思い続けると思う。

自分のための行動が衝動となって周囲を巻き込んでいく。こんな美しいことって無いだろう…

 

ライブ中人の顔を見るのが楽しくて仕方なかった。あんな「楽しくってしかたがねえんだよ!!」って笑いは見たことがない。躁状態の人間の笑顔なんかじゃあない。本当に単純な糞ガキでもめったに見られないんじゃないかっていうくらいの、そんな笑顔。そんな笑顔が、振りまかれていた。いや、本当にいい経験だった。

 

今後にも期待。

 

 

 

 

ってか前の生地でWEGの雑感とか書いときながらWEGについてなんにも書いてなかった気がする(笑)

WEGって音楽聞かない人が出会う機会あるとすれば、あるアルバムのAmazonレビューだと思うのね。もちろんあれは俺が書いたものじゃあないのだけど、少し厨二チックなレビューに「イタイイタイw」なんて声がネット各所で散見されたのね。

 

いや、いいじゃない。厨二チックな気分に浸りながら聞く音楽ってのが、この世で尤も気持ちがいいものなんだから。なんで車両で外の風景見ながら「うわ、今のワタシMVみたい」って思うのがあるあるネタであのレビューがバカにされてんだよ。

 

はー

 

寝よ。首いてー

 

あ、忘れてた。

アンコールの「エメラルド」おやホロがいない中でのあれもぶち上がったけど個人的には「NEW ROMANCE feat. worlds end girlfriend」が聞きたかったな。これはただのワガママ。