あくつけき

日記みたいな

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修論が完成しそうでうれしい。

週末はmulllr持ってバー行きたいな。

 

ケイト・ブランシェット、プライムビデオに出演作ちょこちょこあるし見ていこ。

学部は明日、卒論の提出日らしい。二年前はアソビ・セクスとレディへ聞きながらかたかた文章打ったな。懐かしいや。

 

そうそう、この間『聖杯たちの騎士』という映画を見た。一人の男性の視点から六人の女性を描いたものだったんだけど、ナタリー・ポートマンケイト・ブランシェットがただひたすらに美しかった。でも、映画より楽しかったのは、チケット売り場のお姉さんとのやりとりだ。

 

その日は三の宮で6年来の友人とチャカポコチャカポコ遊んでいたので、そのこともあって映画館についたのが上映の5分前くらいだった。有名な映画ではなかったためにギリギリにいったところで席はガラガラであることは間違いなかったのだが、問題は、やりとり。

急ぎ足でエスカレーターを登った先の受付のお姉さんは色白で額な綺麗なおねえちゃんだった。20代前半大学生、自分よりは明らかに若い。大人びた顔をしているわけでもないが、あどけないなりにしっかりしていそうな雰囲気が漂うすこし大人なおねえちゃん。

女性の、ニコリとした綺麗な笑顔、久しぶりに直視したな。

「いらっしゃいませ」

「えっと…」

タイトルを覚えていなかったために上に表示される上映スケジュールに目をやると明らかにそれらしいものが見つかった。「聖杯たちの騎士を」と言い切るために発したSの音を聞いた瞬間に彼女はカウンターへとチケットを出す準備に入った。話が早く、気がきいた。

「大学生一枚でお願いします」

「はい。では座席をどうぞ!」

「えっと…じゃあDの」

、と中央の席を選んだところで想定外の一言が耳に飛び込む。

「あの、その席は前に別のお客様が座られてますし、よろしいですか?」

そんな言葉を投げかけられたのは初めてだったので、俺はすっかりパニックをおこしてしまった。

「あ、ああ、っじゃあここで」

と、選んだ。しどろもどろになったことが恥ずかしく、ろくに目も合わさずに軽く頭を下げて、スクリーンへと向かった。

 

結局何も考えずに選んだ席は、目の前に人がいない代わりに自分の後ろに人がいた。ああ、自分のことしか考えていないのだな、と、また少し自分のことを恥じた俺は背もたれから頭がはみ出ないように極限までだらしないかっこで映画を見た。多分、誰も不都合を感じはしなかった、と、と思う。

 

おねえちゃん、俺、がんばったよ〜〜〜〜

 

おしまい

 

追記

ケイト・ブランシェットをケイト・ウインスレットと間違えてた笑