あくつけき

日記みたいな

蝋燭

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芯だけが先に燃え尽きてしまい、本体はたっぷりとあるにも関わらず火のつかない蝋燭を抱えていた。一度芯が燃え尽きてしまった蝋燭に火が灯ることはない。周りの蝋が溶けるまで火を与え続ければあるいは、とも思ったが粘り強く与えた所で蝋とともに芯までもすぐに焦げてしまった。

 

俺はあまり「勿体無い」といったことを考えることができないので、そうなった蝋燭はいつも見限りを持って捨てていた。何も考えずにぽい、ぽい、と。

 

ただ、今日はなんとなく、ただなんとなく「あ、芯の周辺を刃物で切り落とし、芯の部分だけを露出させれば元通りになるのかもしれない」、と思い、近くにあった鋏でくるくると周辺の蝋を切り落としてみた。出てきたのは久方ぶりの芯。「これなら!」と思い火を近づけてみると案の定、こうこうと蝋燭は力いっぱいそのからだを燃やし始めた。

 

なんだか、自分に似ているなって思った。

 

 

まず、芯に上手く火がつかずに殆ど最初の状態と同じであるにも関わらず、その体を燃やすことができなくなった〈ダメな蝋燭〉というのが、生育環境などから上手く成長することができずに〈子供のまま育ってしまった自分〉だ。

 

そして、上手く火がつかなくなってしまったことから、〈ダメな蝋燭〉他の蝋燭に追いやられ、自分の居場所を失うのだが、この点も上手く成長することができずに周囲の人間と馴染めず孤立してしまった自分に似ている。

 

次、芯が燃え尽きている状態ではもはや捨てられるのを待つことしかできない蝋燭。これは社会に同調できないのであれば死ぬしかない、と考えてふさぎ込んでしまった自分

 

そして、ここからだな。本来捨てられるのを待つだけだった蝋燭は〈刃物〉を得てその形を変革され、上手く火を燃やすことができるようになる。これは、手を差し伸べてくれた友人、知人、恩師によって自分が上手く体を燃やす準備を得たということ。

 

最後の、新たな蝋燭に灯った〈火〉、というのは何で例えようかな。

 

 

 

ん〜〜ただの蝋燭に自分の人生を見ることができる。人間のロマンチシズムってさいこうだな〜〜〜〜〜♡♡♡

 

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今期アニメ面白すぎ。MYTH & ROIDほんと歌上手いなー。ACCAの歌は林原めぐみなんかな。落語心中でも歌ってたけどさ。