あくつけき

日記みたいな

金沢旅行〜序章〜

5月24日、令和元年、平成享年

 

金沢に向かうのはいつ以来だろうかと思い返せば、それは大学4年の3月であったことが

わかる。

 

それはなぜかと問われれば、旅行中に感染した口唇ヘルペスのせいで40度近い高熱をだしてしまい、その症状も収まらないままに、俺は卒業式を迎えたからだ。

ヘルペスというのは恐ろしいものだ。本来柔らかい粘膜だったところがどんどんどんどん固く苦痛を伴うように変化していくのだから。蝕まれてしまった部分は、まるで俺の体ではないような、そんな錯覚すらした。意思を持ったなにかに養分にされているような感覚。冬虫夏草

最近はホラー漫画にハマりかけているのだが、体をどんどん蝕んていくというモチーフあるいは、人間の質感とは明らかに異なるが人間の形をしているものというのはホラーの定番なのか、よく見受けられる。

酷いヘルペスってのはそのまま恐怖を伴う物語の元ネタになっていてもおかしくはないな。

 

鎌倉初期に書かれた絵巻に『病草紙』なるものがある(平安後期だったかも)。

病気の症例とその対処法を絵と物語で表現したもの、と書いてしまうと、おそらく読者のみんなはまるで違うものを想像してしまったことだろう。

中世日本における病は、鬼が憑くことによって起きる。よって医療行為は飲み薬塗り薬の研究は進まずに、祈祷ばっかやられてたってわけ。

さて、前置きはさておき鬼の話で面白いなーって感じたことだけど、人の腰を鬼が攻撃してる絵があるんだよね。その絵では、鬼が男の腰を執拗に攻撃してるんだけどこれって多分ギックリ腰辺りを表現したものなんだろうな。急に来る腰の痛みを、疲労や怪我で考えず、見えないなにかからの攻撃と捉えるのって、なんだかロマンチックだよね

 

っっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっと書いたところでその鬼が描かれているやつ『病草紙』じゃないことに気付いてしまった、、、、

つら、、、あれなんだったけかなぁ、、、『餓鬼草紙』?違うよなぁ

 

金沢までの時間は、後一時間か。

 

 

 

 

 

 

 

最近は、ホラー漫画にハマっているのだが